より善きババアへの道

ひねくれオタク女が唯一の強みである「若さ」を失った後にもこの世に居場所を見出すため孤軍奮闘する日々。

あれは無気力人間だ。君はそっとつぶやいた。

早々にブログのネタがなくなってしまった。
近況報告でもと思ったけれど、iPad Airを手に入れたことくらいしか日常に変化はない。
Twitterでつぶやくネタすら特に浮かばない程度の無気力さで日々すごしている。
一応社会人だし、それなりに外にでたりしているわけだけど、特に何かをどう感じることも少なく。
仕事も生活も、いつまでもこの時が続けばいいのにという2ヶ月前の祈りがそのまま、呪いにでもなってしまったのか、なんだか停滞を感じている。
インプット、アウトプットを定期的にしていれば、こんなにも煮詰まることなんてないんだろう。そもそも、今回だって煮詰まっていることに気がついたのは体を動かすのが異様に鬱陶しくなってからだった。
こんな無気力期間が、ハタチを過ぎたあたりから2、3ヶ月に一度くらいの結構な頻度でやってくる。
今回の無気力期間のきっかけは、先週奇妙な夢を見たことのはず。
嫌なことは先延ばし、遠ざけて、しまいこんでなかったことにしようとするくせに、どうしても忘れきれなくて気にし続けてしまう。そういう自分の性格を嫌ってほどに再認識する夢だった。
そういう性格が災いして、妙な無気力期間に陥りがちで、しかも立ち直りにくいのだろうと、最近は分析している。

要するに、気分転換が苦手なのだ。

考えずにいられない性格で溜め込みがち。
コミュニケーション下手で友人は少なく、おまけに出不精。
人から後ろ指をさされるのがいやで誠実ぶるくせに、気に入らないことは無視しようとする。
どっからどう見てもクズです本当にありがとうございました。
兎にも角にも天邪鬼でひねくれた性格なので、気分転換が昔っから苦手だったりする。
普通なら、趣味で気を紛らわせたりするのだろうけど、それもできない。

実は、趣味らしい趣味がないからだ。

趣味があれば、余暇の時間を費やして仕事の疲れをリフレッシュしてみたり、いいやなことを忘れてみたり、親しい趣味友達を作ったりすることができるんだろうけど、私の場合趣味がない。
好きなことはある。本を読むのも、音楽を聴くのも、ゲームをするのも、映画を見るのも、ネサフをするのも好きだけど、なんとういうか、趣味ではないようにおもえる。
決め手にかけると言うか、積極的には取り組まないと言うか。
この辺は飽き性なのが災いしてるのだろうけど、ある時とりつかれたように何かをし出すくせに、ふと我に返った瞬間熱がゼロにまで下がりがち。これは何事に対しても。
去年の暮れからはまり込んだジェルネイルも、今じゃすっかりどうでも良くなっている。やりたいなーとは思うけど、めんどくさい。行動に移すのが吐くほどめんどくさい。
このブログだって、気がつけば一ヶ月弱書いていなかった。
穏やかに、継続的に取り組むのがすこぶる苦手。
だから何か好きなことをしても安心感がないし、そんな自分にモヤモヤする。
学生の時はまだ、SSを書いていたり、本を読み漁ってみたりと情熱を保てることもあったんだろうけど、今じゃどうにもならない。
こんなんで、将来どうなるんだろうと不安になる。
自分の気分をコントロールないし手懐けられないって、いよいよすることがなくなった時に致命的になる気がする。
私が最も恐れている、自分の不満や退屈を他人に押し付ける人間になってしまう気がする。
めっちゃ怖い。泣きそう。
そんなぼんやりとした不安を抱えている。ちなみに、服毒するには至らない。

それでもやっぱりこれぞ趣味と思えることもなく、毎日のんべんだらりと過ごしている。
無気力人間。中二病丸出し。
なんかないかなあと頭の中を探しているから煮詰まるんだよねきっと。
わかっちゃいるけど外に出るのはめんどくさい。
気が乗らなくても、まずは何かに手を出してみるのがいいんじゃないのかと言われたので、こうしてブログを書いてみた。
あまりのクズさにびっくりしたけれど、こうして頭の中身をアウトプットすると幾分か気が楽になる。
また書いてみようかな、という気にもなってくる。
こういう積み重ねが、何かを頑張るためのリハビリになるんだろうか。あてもないけど祈ってみる。

とはいえ締め方がわからなくなって来たのでこの辺で強引に締める。
閉店ガラガラ。